~荒川社協のおもい~
荒川区社会福祉協議会 地域福祉活動計画
「第四期あらかわ粋 ・ 活計画」
「あらかわ粋 ・ 活計画」は、地域の方々と一緒に地域福祉を推し進めるための活動計画です。
年を取っても、人生の途中にたいへんな事があったとしても、自分を受け入れ、支えてくれる人たちの中で暮らせること、誰もが何かの役に立つ場があること、住み慣れた土地で安心して暮らせることは、多くの人の幸せの基盤であると考えます。
こうした思いを込めて、荒川区社会福祉協議会(以下「荒川社協」と言います。)は、「誰もが安心して暮らし続けられる街 ~互いに支え助け合う「地域力」のあるまち~ あらかわ」を荒川社協のすべての活動の規範に据え、「あらかわ粋 ・ 活計画」の基本理念として掲げてきました。
荒川区に今ある「地域力」を活かし、伝え、新たにつくり出すことができれば、高齢者や障がい者、元気な人、子育て世代、生きづらさを抱える人など「様々な人=誰も」が安心して暮らし続けられる街の実現に近づきます。
平成20年度から「第一期あらかわ粋 ・ 活計画」、平成25年度から「第二期あらかわ粋 ・ 活計画」、平成30年度からは「第三期あらかわ粋 ・ 活計画」策定し取り組みを行ってきました。令和5年度より「第四期あらかわ粋 ・ 活計画」を策定し取り組みを行ってきまいります。
基本理念
誰もが安心して暮らし続けられる街
~互いに支え助け合う「地域力」のあるまち~
重点計画
みんなで支えあえるまちにしよう
町会 ・ 自治会、民生委員 ・ 児童委員とともに
身近な居場所づくりを進める
誰もが活躍できる場づくりを進める
多様な団体 ・ 企業が協働して新たな支援を生み出す
町会 ・ 自治会、民生委員 ・ 児童委員をはじめとした地域での活動、ご近所での助け合いの輪を広げ、「身近な居場所」づくりや年齢や性別、障がいの有無などに関わらず「誰もが活躍できる場」づくりを進めるとともに、企業や団体、NPO法人、ボランティア、当事者団体など多様な方々が協働して新たな支援を生み出していくための取り組みを行います。
一人ひとりを大切にしあうまちにしよう
「心のバリアフリー」を進める
「困った」が言える「困った」に気づける
あらゆる人が自分らしく生きることを支える
「一人ひとりを大切にしあうまち」をつくっていきます。そのため、様々な生きづらさを抱える方々を理解し、ともに生きるために必要な「心のバリアフリー」を進め、周りの人たちに「困った」が言えるまち、その「困った」に気づくことができるまちを目指します。また、あらゆる人が自分らしく生きることを支えるために、権利擁護の取り組みを進めていきます。
災害時に助けあえるまちにしよう
災害時要配慮者支援の取り組みを進める
災害ボランティアセンターの機能を確立する
高齢者や障がい者、子育て中の親子や妊婦、外国籍の方など災害時要配慮者について、地域の方々の理解の促進を図るとともに、支援の取り組みを進めます。
また、災害時の混乱した状況の中でも、外部からの支援を効果的に活用し、被災した方々の生活と健康の維持、復旧、復興に役立てていけるよう、支援を必要とする人や地域と外部からの支援者等との調整役を担う災害ボランティアセンターの機能の強化を図ります。
「あらかわ粋 ・ 活計画」
を推進するための
荒川社協の体制整備
この計画を“道しるべ”として、地域の方々とともに荒川社協の役割を果たし、荒川区の地域力と地域福祉の一層の向上を図っていくための人材や財源、資源の有効活用と確保など、必要な体制の整備に取り組んでいきます。